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国産アメリカンの最高傑作?「THUNDER 250」をご紹介!【バイク特集】

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今回は、今まさに注目を集めているモーターサイクルブランド。「THUNDER MOTORCYCLES」から、「THUNDER(サンダー) 250」を紹介していきます。まずは実際に「THUNDER(サンダー) 250」をご覧ください。

引用 : THUNDER MOTORCYCLES

空冷Vツインエンジンに、リジットフレーム、そしてスプリンガーフォークを備えた、まさに本格的なリジッドホッパースタイルのコンプリートマシン。

しかも、これが普通自動二輪車(250cc)というのは驚きです。今回はそんな「THUNDER(サンダー) 250」の特徴や魅力をお伝えしていきます。

「THUNDER(サンダー) 250」とは?

引用 : THUNDER MOTORCYCLES

「THUNDER(サンダー) 250」は、日本と中国のカスタムビルダーが手を組んで発足したモーターサイクルブランド「THUNDER MOTORCYCLES」から販売されている普通自動二輪車(250cc)。

ハーレーダビッドソンのアフターパーツを使用して、新車なのにフルカスタムされたようなスタイルが特徴です。

「THUNDER(サンダー) 250」の展開モデルについて

展開モデルは「Softail Thunder 250」と「Hardtail Thunder 250」2種 (2024年現在)。「Softail Thunder 250」が新モデルで、以降は「Softail Thunder 250」が主流となっていくようです。

これらの展開モデルは見た目はほぼ同じ。1番の違いはシート下に隠されているリヤサスペンション装備。リジットフレームに見えて、「Softail Thunder 250」はきちんと衝撃を吸収してくれます。

【コラム】リジットフレーム・リアサスペンションについて

リアサスペンションとは、衝撃を吸収してくれるバネのこと。走行時に受ける衝撃を軽減できるため、乗り心地が良くなり、車体が受けるダメージも抑えることができます。

リジットフレームとは、クラシックでシンプルなデザインが特徴の、リアサスペンションを持たない構造フレームのこと。ハーレーでは1958年にハイドラグライドが登場するまで、このフレームが採用されていました。特にビンテージハーレーのカスタムでは、このフレームが多く用いられています。

「THUNDER(サンダー) 250」の魅力(メリット)

「THUNDER(サンダー) 250」の魅力(メリット)を3つご紹介します。

本格的なリジッドホッパースタイルが手頃な価格で楽しめる

本格的なリジッドホッパースタイルを、手頃な価格の新車で楽しめることが、「THUNDER(サンダー) 250」の最大の魅力だと思います。他のバイクをカスタムしてこのスタイルを実現しようとすると、費用は倍以上かかることも珍しくないでしょう。

小柄な女性でも安心!足つき抜群のシート高(650mm)

「THUNDER(サンダー) 250」はシート高が非常に低く、小柄な女性でも足つきは抜群です。国産アメリカンの代名詞、「レブル 250」はシート高(690mm)が非常に低く、女性でも足つきが良いと評判で人気ですが、このバイクはさらにシート高(650mm)が低くなっています。

引用 : 新型クルーザーモデル「レブル250」| Honda 企業情報サイト

燃料供給装置はインジェクションを採用

「THUNDER(サンダー) 250」の燃料供給装置にはインジェクションが採用されています。クラシックなスタイルが好みでも、キャブレターは初心者にとって不安要素になることもあります。

実際に、購入者の中には初心者ライダーも多いそうですが、この安心感と安定性が「THUNDER(サンダー) 250」の人気の理由の一つと言えるでしょう。

【コラム】インジェクションとキャブレターについて

キャブレター・インジェクションとは、燃料と空気を混ぜてエンジン内部に送り込む「燃料供給装置」のこと。技術的にも環境的にもキャブレターがインジェクションに勝ることはありません。

空気の流れや負圧の作用で調整するアナログなキャブレターに対し、コンピューターで調整するデジタルなインジェクション。そのためインジェクションは、天候や気温に左右されることなく、いつでも安定して走行が可能です。

THUNDER(サンダー) 250の注意点(デメリット)

THUNDER(サンダー) 250の注意点(デメリット)を3つご紹介します。

サスペンションのないリジッドフレームの乗り心地は悪い

これは「THUNDER(サンダー) 250」に特有というより、リジッドフレーム全般のデメリットですが、リジッドフレームは振動を直接受けるため、確かに乗り心地は悪いです。

しかし、現在では「Softail Thunder 250」が主流となりつつあり、リジッドフレーム風のスタイルにサスペンションが組み込まれているため、クラシックなリジッドホッパースタイルを保ちながら、乗り心地がそこまで悪くないという、むしろメリットに変わっています。

バイクの醍醐味?コーナリング 性能はやや難あり

バイクの醍醐味の一つである、車体を傾けてのコーナリングが好きな方には、「THUNDER(サンダー) 250」だけでなく、アメリカン・クルーザータイプのバイク全般はあまりおすすめできません。

アメリカン・クルーザータイプは、基本的にゆったりとした巡航が得意で、カーブが苦手という特徴があります。反対に、直進時の安定性や低速での力強さが大きな魅力です。

アメリカン・クルーザータイプのバイクに乗る際は、十分に減速してカーブに進入し、余裕を持った速度でインを意識しながら通過することを心がけましょう。ちなみに、「THUNDER(サンダー) 250」は、アメリカン・クルーザータイプの中では、比較的素直なコーナリング性能を持っています。

故障した時に、相談できる店舗がまだ少ない

「THUNDER(サンダー) 250」が特に「壊れやすい」というわけではありませんが、どんなバイクでも走行距離や経年劣化によって、定期的に点検や修理が必要になってきます。

「THUNDER MOTORCYCLES」は、まだ比較的新しいブランドなので、大手のブランドに比べ、故障した時に、相談できる店舗がまだ少ないです。「THUNDER(サンダー) 250」を取り扱える販売代理店が近くにあるかないかは、事前にお調べしておくことをオススメします。

全国の「THUNDER(サンダー) 250」の取り扱いディーラー店舗

THUNDER(サンダー) 250の購入方法

「THUNDER(サンダー) 250」の購入は、「THUNDER(サンダー) 250」の取り扱いディーラー店舗でお申し込みいただけます。ただし、店舗によっては「取り寄せのみ」の場合もありますので、実車を見たい方は、事前に確認してから訪問するのがおすすめです。

全国の「THUNDER(サンダー) 250」の取り扱いディーラー店舗

さいごに

いかがでしたでしょうか。今回は本格的なリジッドホッパースタイルのコンプリートマシン、「THUNDER(サンダー) 250」のご紹介でした。

「THUNDER(サンダー) 250」は、燃料供給装置はインジェクション採用、シート高も低めで初心者でも扱いやすいバイクとなっています。アメリカン・クルーザータイプのバイクがお好きな方は、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。

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