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【開発者向け】当メディアが使用しているWordPressプラグインをご紹介
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WordPressには沢山のプラグインがあり、機能を自作しなくとも簡単にカスタムすることが可能です。今回は、実際に当メディアで採用しているプラグインをご紹介していこうと思います。
目次
WP Multibyte Patch
有名なマルチバイト言語の不具合修正プラグインです。WordPressはシングルバイトである英語が標準なので、日本語サイトの場合は導入しておくことをオススメします。
No Category Base (WPML)
カテゴリーページのURLから「category」を削除してくれるプラグインです。プラグインを使用せず「functions.php」で制御をするのもアリですが、プラグインを「インストール」→「有効化」→「パーマリンクを更新」するだけなので重宝しています。
有名なページングを追加できるプラグインです。当メディアではアーカイブページとカテゴリーページで使用しています。ただ前述のNo Category Base (WPML)と相性が悪く、2ページ目以降が404になる不具合が発生しました。
WordPressのカテゴリ一覧のURLから「category」を消す際に、2ページ目以降の追加クエリ変数・プライベートクエリ変数が、追加された後のqueryの状態が異なることが原因のようです。解決方法も記述しておきます。
/* functions.php
---------------------------------------------------------- */
function adjust_category_paged($query = []) {
if (isset($query['name'])
&& $query['name'] === 'page'
&& isset($query['page'])
&& isset($query['category_name'])) {
$query['paged'] = intval($query['page']);
unset($query['name']);
unset($query['page']);
}
return $query;
}
add_filter('request', 'adjust_category_paged');
※当メディアはページネーションではなく無限スクロール方式を採用しました
All-in-One WP Migration
テーマファイルやデータベースをまるごとエクスポート・インポートできるプラグインです。バックアップや開発環境と本番環境の同期をする際にとても便利で重宝しています。無料版だとインポートできるファイルサイズに制限がありますが、「.htaccess」に下記を記述すれば解除が可能です。
php_value upload_max_filesize 128M
php_value post_max_size 128M
php_value memory_limit 256M
php_value max_execution_time 300
php_value max_input_time 300
なんかグレーっぽいですが、公式にちゃんと書いてあります。
https://help.servmask.com/2018/10/27/how-to-increase-maximum-upload-file-size-in-wordpress/
Advanced Custom Fields
カスタムフィールドをGUI操作で作成できるプラグインです。「Local JSON」を使用するとjsonファイルでフィールド定義を保存でき、Git管理もしやすくとても重宝しています。
ただ、繰り返しフィールドは有料版でしか作成できないので注意が必要です。以前は代替案としてSmart Custon Fieldがありましたが、現在はプラグイン自体がクローズに向けて動いているようなので、新規プロジェクトでの採用は控えておきましょう。
SiteGuard WP Plugin
管理ページとログインページの保護を中心としたサイトのセキュリティ強化プラグインです。プラグインを「インストール」→「有効化」するだけで、自動的にログインページのURLを「login_<5桁の乱数>」に変更してくれます。WordPressの定番のオープンソースCMSサービスなので、管理画面やログイン画面は狙われやすいこともあり重宝しています。
Table of Contents Plus
ページの見出しに沿って目次を自動生成してくれるプラグインです。目次の表示・非表示やスムーズスクロールの有無などさまざまなオプションがついており、CSSでのスタイル変更も容易なことから重宝してます。
補足 : 採用予定の定番プラグイン
Contact Form 7
サイトにフォーム機能を作成できるプラグインです。拡張プラグインも同時にインストールすることで、確認・完了画面も作成することができるので重宝しています。以前はMW WP Formを使用していましたが、現在はプラグイン自体がクローズに向けて動いているようなので、新規プロジェクトでの採用は控えておきましょう。
当メディアにフォームを実装する際はこのプラグインか、formrunなどの外部サービスと連携させて作成しようと思っています。
補足 : 不採用の定番プラグイン
SEO総合強化系のプラグイン(Yoast SEO, All in One SEO など)
SEO強化系のプラグインでは、主に「Tiltle」「Descpiption」「OGP」などの管理ができますが、抜粋などのデフォルトで用意された出力機能で十分であったため、当メディアでは不採用にしています。
XML Sitemap & Google News
このプラグインで作成したサイトマップをサーチコンソールへ送信したところ、エラーが出てしまったので不採用にしました。WordPressのようなCMSで構築するサイトはサイトマップは自動的に更新したいところですが、こちらの自動作成ツールで代用しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。WordPressは開発者向けのプラグインも多く、プラグインをインストールするだけで機能を簡単にカスタマイズできます。しかしプラグインの過度なインストールは、表示速度の低下やセキュリティリスクが高まるため、”ほどほど”にしておきましょう。それでは今回はこのあたりで。